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2024/09/02
エクステリア工事
エクステリアは住まいの顔ともいわれ、デザインによって見た目がガラッと変わります。
今回はエクステリアの種類や特徴など見ていきましょう。
エクステリアについて
改めて解説していきます。
一般的に、住宅や施設の室内空間を指す「インテリア」にたいして、家の外の構造物や設備など空間や環境全体のことを
「エクステリア」と言います。
似た言葉に「外構」がありますが、
外構は門扉やフェンスなど建物の外側を構成する構造物を指すのに対して、エクステリアは建物を取り巻く空間や環境などを指します。
エクステリアデザインの種類
デザインは大きく分けて3つになります。
クローズドデザイン
クローズドデザインとは、門やフェンスなどで住宅の敷地を囲い、住宅と道路の敷地が明らかに分かるエクステリアデザインです。
外からの視線をほぼシャットアウトできるため、人目を気にせず室内や庭でのびのびと過ごすことができるのが大きなメリットです。
また、外からの侵入も困難なため防犯性も高まります。
デメリットは門扉やフェンスで家を囲うため、狭い敷地の場合どうしても圧迫感を感じてしまうこともあります。
プライバシーを確保するのも大事ですが、圧迫感を与えすぎないように隙間のあるフェンスを取り入れるなどのデザインで工夫することが大切です。
また、クローズドデザインは後述するデザインと比較すると、フェンスや門扉など設置するものが多いためコストもかかってしまいます。
オープンデザイン
オープンデザインとは、住宅の敷地を塀やフェンスなどで囲わないため、明るく開放感があるデザインです。
敷地が狭い住宅はオープンデザインにすることで圧迫感がなく、スペースができて有効活用できます。
オープンなので風通しや日当たりも良いです。
さらに、オープンデザインは建材をあまり使わないのでコストも抑えることができます。
ただし、オープンデザインは道路と敷地を遮断するものがないため、防犯性はないです。
また、外部からも丸見えのため庭やリビングでゆったりくつろげないなどデメリットも。
オープンデザインにする場合は防犯性や視線を遮りたい場所に目隠しフェンスなどを設置するなどして工夫が必要です。
セミクローズドデザイン
セミクローズドデザインとは、オープンデザインとクローズドデザインの2つの間のデザインです。
具体的には塀やフェンスで敷地を完全に囲うのではなく、必要な場所のみに設置するデザインです。
部分的に門扉やフェンスなどを設置することで、適度な開放感を保ちながらプライベートも確保できます。
エクステリアを構成する主な要素
門扉・門柱
エクステリアを構成する要素のうち、住宅の顔ともいえる箇所が門扉や門柱部分です。
門扉や門柱は建物と道路との境界線を表すだけでなく、防犯面の役割もあります。
素材やデザインなど多数種類があるので、お住まいに合ったデザインを選ぶと統一感のある外観になります。
玄関アプローチ
アプローチとは門扉から玄関まで続く通路のことです。
タイルやレンガ石材、コンクリートなどさまざまな素材が使われます。
素材によって印象や安全性が変わるので、機能性やデザインを考慮して選びましょう。
フェンス
家の周りにフェンスを設けることで外部からの目隠し効果や防犯性を高めることができます。
フェンスを設置すると外観だけでなく、中からの見た雰囲気も変わるので高さや素材、カラーは慎重に選ぶことが大事です。
駐車場(カーポート)
駐車スペースにカーポートを設置すれば、雨や太陽から愛車を守ることができます。
駐車スペースやカーポートを設計する際は、動線、広さ、車の出し入れのしやすさなどを考慮して配置を決めましょう。
ウッドデッキ
ウッドデッキとは、木材または人工木などで作られた木製のテラスです。
一般的にはリビングなどと連結した造りになっています。
イスやテーブルを置いてアウトドアリビングとしてバーベキューを楽しんだりと利用できます。
素材にも種類があり、大きく分けて天然木と樹脂製があり、メンテナンスが簡単な樹脂製のウッドデッキの方が人気です。
テラス
テラスとは、庭などの地面よりも一段階ったかくなった屋外スペースとなっています。
石やタイル、木など素材選びや屋根の有無など、お好みに合わせてさまざまなデザインを楽しめます。
エクステリアライト
エクステリアライトは、夜間時の暗い庭を照らすことで安全を確保するだけでなく、建物の外観をおしゃれに引き立ててくれます。
不審者が侵入しやすい場所にエクストラライトを設置することで、防犯性を高めます。
表札やアプローチ、玄関に付ける照明などさまざまな種類があるため、安全性や防犯性に考慮して必要な場所に設置しましょう。
エクステリアデザインの注意点
生活しやすい動線の配置
生活しやすい動線を考慮して考えましょう。
門扉から玄関まで、駐車場から玄関までの動線など具体的な動線を考えることが大切です。
また、高齢者がいる場合は段差を少なくしたり、スロープや手すりなどを付けたりと工夫しましょう。
防犯対策
エクステリアデザインを考える際は防犯対策も欠かせません。
特に、プライバシーの確保や防犯対策のために塀や家全体を囲むと、死角ができてかえって空き巣や泥棒に隠れる場所を与えてしまう恐れがあります。
そのため、プライバシーの観点から敷地を囲いたい場合は、死角を作らずに視線をほどよく遮ってくれるフェンスなど
見通しの良いデザインを選ぶといいでしょう。
また、エクステリアデザインに合わせて防犯砂利を撒いたり、人勧センサーライトを配置したりなどの防犯対策もおすすめです。
まとめ
エクステリアは住まいのイメージや印象を決めるので、
機能性だけでなくデザイン性についても考えて決めることをお勧めします。
施工例なども参考にしてみてください。