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2024/08/27
増改築工事
リフォームと増築・改築のそれぞれの違いについて
増築とは?
増築の場合は、建物の延床面積を増やす工事となります。部屋を増やしたり、クローゼットなどの収納スペースを
作ったりするために、建て増しを行うことを意味します。
平屋を二階建てにしたりする場合もあり、敷地面積に対する建物面積の建ぺい率の上限を守らなければならないなどの
問題もあります。
リフォームの場合は、そのような基準が特別ないのでが、増改装では基準があります。
ただし、リフォームという言葉を使う際は、床面積を変えて工事を指す場合もあるので、増築と同じように捉える必要もあり、
その場合は注意してください。
広い意味で、改築、増築を含んだ言葉として、最近ではリフォームという言葉も使われていると言えます。
住宅を改築する場合のリフォームは安心安全を確保することが必要
住宅の増改築について、確認申請が必要だということで面倒だと感じるかもしれませんが、確認申請をしないで改築した場合、
違法建築として取り壊し命令が下る可能性もあります。
安心安全な建物として、建築基準法や自治体の条例に従って増改築する必要がありますので気を付けてください。
増改築リフォームとは
改築では、2部屋を1部屋にしたり、子供部屋を作ったり、システムキッチンのスタイルを変えたり、場所を変えたり、
トイレを移動する、増設するなどがあります。
そして、増築では、部屋数を増やして、家を延ばすようにしたり、敷地内に離れを作ったり、平屋を2階にしたり、
バルコニー、ベランダ、サンルーム、カーポートなどを新設したりするなどが行われています。
増改築のリフォームの時期は20年~30年が多い傾向
新築してから20年~30年で増改築などのリフォームをすることが多い傾向です。
このくらいになると、どこかが傷んできたり、家族構成が変わったり、ライフスタイルが変わったりするために増改築が増えます。間取りの変更などもよく行われます。
特にキッチンや浴室、洗面所、トイレなどの住まいの水廻り設備は20年~30年すれば古くなり、支障部分が出てきます。
水廻りスペースが狭く使いにくいという声が多くなる部分です。
毎日使う場所のため、使いやすく広くしたいという増改築のリフォームをする方が多いです。
増改築のリフォームで注意すること
増改築で注意しなければならないのは、住宅の耐久性が維持できるかどうかが非常に大事です。
耐震性や耐久性に問題がないように、増改築をすることが非常に重要です。
また、今までの建物と増築部分で、耐震性や耐久性で違いが出てきたり、リフォーム工事で施工不良が生じたりする可能性をなくす必要があります。
増改築のリフォームをするとどうしても、接合部分が新たにできてしまいますので、雨漏りや大地震などが起きた場合に、
そこからヒビや亀裂が家に入りやすくなります。
設計の段階で、そうした耐震性や耐久性をしっかり考えることが重要です。
増改築で補強が必要な場合とは?
増改築ではこれまでの建物が旧耐震構造の家の場合には、基礎補強も必須になります。
時間的に古く建てられた、旧耐震基準(1981年5月31日までの建築確認)で建てられた基準の家は、「無筋基礎」であるケースが多く、リフォームの際に基礎補強工事も必須となりますので注意してください。
まとめ
増改築のリフォームでは住まいの安心安全のため実績のある業者に相談を!
増改築のリフォームの場合には、住まいの安心安全のために、耐震性、耐久性を考えて、しっかり施工することが大事なことになります。増改築したことによって、住宅の耐震性、耐久性に支障が出てきては大変です。
長い年月にも耐えられるように、きちんとした増改築の設計と施工が必要です。
増改築のリフォームに実績のある業者に相談することで、耐震性や耐久性の面で家を補強する箇所なども理解してもらえるためおすすめです。
ときには補強に時間や費用をかけることも必要です。その分予想より予算が高くなったりすることもありますが、住まいのリフォームでは、補強をしながら、増改築をする必要性があることも良く理解しておいてください。