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防音工事

防音ドア[アドバンス(A)防音タイプ] - DAIKEN-大建工業
「映画やゲームを大音量でたのしみたい」、「楽器演奏がしたいけれど、近所の目が気になる」
「仕事に集中できる作業部屋が欲しい」注文住宅を検討している中で、こんな理想を抱いている方はいませんか。
そこでおすすめなのが「防音室」周囲の目を気にせずに、趣味や仕事に没頭できる部屋があれば嬉しいですよね。
防音室とはどのような設備なのか、今回は注文住宅に防音室を検討している方向けて設備の説明やメリット、注意点を解説します。

防音室を造るメリット&デメリット

防音室は、その名の通り、強い音の発生を低減・遮断する仕組みが施されています。
そのため、ピアノなど楽器の演奏はもちろんのこと、映画にゲーム、お子様の遊び場、場合によっては寝室としても活用できます。
また、リモートワークを行うときにも便利。いつでも趣味や仕事に没頭できたり、近隣に配慮することがなくなったりと、
音への配慮やトラブルを避けることができるのは大きなメリットです。
おうち時間を満喫したい方、住宅密集地に家を建てる方にとって、防音室は有効な設備になる可能性が大きいと言えます。
ただし、吸音材や防音材を壁・床に施すためコストがかかり、大音量に対応するとなると金額もあがります。
また、気密性を高くして造られることもあり、熱がこもりやすいのがデメリットと言えます。

注文住宅・一戸建ての防音室の注意点

防音室の施工により失敗や後悔を防ぐための注意点5つ

施工事例のある工務店に依頼する
防音室の施工は、どこの工務店でも対応できるわけではありません。
防音に対する深い知識や技術をもっていなければ、施工後のトラブル発生する可能性も。
信頼できる工務店なのか、判断材料となるのは施工実績の有無です。施工事例を見ることで防音室のイメージが湧きやすく、
どのような防音室が自分たちに合っているのか工務店との擦り合わせもスムーズになるでしょう。
また、素人目線では気づきづらい防音室内の空調設備や楽器の保管方法など、施工後も快適でいられるポイントも幅広く対応してくれます。

使用用途を明確にしたうえで設計する
防音室を造る上で最も大切なのが、使用用途です。
なぜなら音が発する周波数の違いによって防音可能な範囲が異なり施工基準が変わるからです。
例えばピアノ演奏のための防音室を造っても、そこでドラムを演奏すれば、音による振動や音漏れが発生する可能性があり、
せっかくの防音室が意味を成しません。
「使用用途は決まってないけど防音室を設置しておきたい」という曖昧な考えだと、設計自体が進まず、いざ使うとなっても後悔だけが残ります。
まずは、防音したい理由や目的をはっきりさせるところからはじめましょう。

2階以上の階の防音室は重量に注意
機能的な防音室を造るためには、壁・天井・床に振動を低減させる防振構造が必要となります。
わかりやすく言うと、部屋の中にもう一つの部屋を浮き構造で造るので、2階への設置には「荷重」に考慮した設計が必要です
耐荷重には限りがあり、スペックが高すぎると、加工自体が難しくなるケースも。
2階以上に防音室を造る場合、地盤改良の前から工務店に意思を伝えておきましょう。

インターホンの通知に気づけるようにする
防音室にいるとインターホンが鳴っても気づけないという、思わぬ落とし穴があります。
インターホンに反応し、ライトの点灯やバイブレーション(振動)、防音室内に設置した通知音装置などを用意することで、
来客のタイミングを気にせずに過ごせます。
防音室での過ごし方によって、自身に合った対策を考えてみましょう。

換気・エアコンを設置する
気密性の高い空間となる防音室は、熱・湿気がこもりやすく、特に夏場は室内が高温になります。
楽器の保管においては、温度や湿度に気を付けて保管しなければなりません。
仕事や作業部屋といて使う場合にも、快適さをキープするために窓やエアコン、換気扇の設置などの工夫が必要です。
一年を通して過ごしやすい気候の地域であったとしても、防音室に限っては別物だと考えておいたほうが良いでしょう。

まとめ

近隣の目を気にすることなく、趣味や仕事、日々の生活が楽しめる防音室。
防音室を取り入れることでメリット・デメリットや、施工時の注意点を解説しました。
用途や目的によって必要な遮音対策も変わるため、防音室の設置を考える際には、その先の暮らしを見据えた計画を立ててみてください。

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