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2024/11/25
防音工事
ペットの鳴き声や子供の声が気になる、夜でも気兼ねなく楽器演奏をしたいなど
音問題に対して頭を抱えている方もいいるかと思います。
今回はマンションの防音工事の施工種類と注意点を解説していきたいと思います。
防音リフォームに費用相場
防音リフォームを行う場所は一般的に「窓」「壁」「床」「部屋」の4か所になります。
部屋の広さや素材によって異なりますが一般的な費用相場は以下になります。
窓…電車や車の騒音など外からの音を遮断したり会話や音を外に漏らしたくないという方におすすめの防音リフォームです。
二重窓:8~15万円
防音ガラス:5~15万円
壁…電車や車の騒音など外からの音を遮断したり会話や音を外に漏らしたくないという方におすすめの防音リフォームです。
防音材を壁の内側に入れる:18~25万円
換気口を防音にする:1~5万円
床…物を落としたり足音を響かせたくない方におすすめ
床材の下に防音材や吸音材を敷く:30~80万円
防音床材に張替え:25~80万円
部屋…音楽の演奏が好きな方や、子育て中の方などにおすすめ
防音室に部屋全体リフォーム:200~700万円
防音ボックスの設置:50~300万円
マンションの防音リフォーム施工種類
窓の防音リフォーム
窓の防音リフォームは二重窓や防音ガラスなどに変更するのが一般的です。
中には二重窓と防音ガラスを併用する方もいらっしゃいます。
二重窓は最も遮音性の高いリフォームです。既存の窓はそのままに内側に新しい窓を設置します。
壁の防音リフォーム
壁のリフォームでは、壁の内側に吸音材(音を吸い込む)、遮音材(音を跳ね返す)、防振材(振動を他に伝えない)、といったものを入れるのが一般的です。
壁に万全な防音工事を行っても換気口から音が漏れることがあり、同時に換気ダクト内に吸音材を入れるとより良くなると思います。
床の防音リフォーム
物を落としたり、子供がジャンプするなど下の住民の方の配慮として防音工事をする方もいます。
防音材や吸音材を敷いたり、張替えるのが一般的です。
マンションによっては床の張替えに規定が設けられている場合がありますので確認しましょう。
部屋の防音リフォーム
部屋全体を防音仕様にリフォームすれば楽器の演奏や大音量の映画鑑賞や音楽を楽しむなど
費用は掛かってしまいますが防音の面では一番安心するリフォームでしょう。
木造マンションの場合もともと音が漏れやすいため、大掛かりな工事になりがちです。
工期も長くなり、費用も数百万単位でかかるかと思います。
そんな方には組み立て式の防音室を設置する方法も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
マンションの防音リフォームの費用相場は、リフォームする箇所や広さによって異なります。
マンションによってはリフォームができないところがあります。
管理規約を確認の上で管理会社や大家さんに相談しておくと安心です。
多くの方が住むマンションだからこそ防音リフォームで快適に生活を送れるように検討してみてはいかがでしょうか。
気軽に相談してください。