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2024/11/27
外壁塗装工事
たいていの塗装は10年ほどしか持ちません。
しかし塗料の種類によっては20年近く持たせることも可能です。
塗料の種類によって耐用年数は異なりますので解説していきます。
塗料の耐用年数と特徴
①アクリル塗料
②ウレタン塗料
③シリコン塗料
④ラジカル塗料
⑤フッ素塗料
⑥無機塗料
①アクリル塗料
アクリル塗料の耐用年数は4年~7年です。
安価でありますが、発色がよく重ね塗りが可能なところがメリットです。
内部の塗装に良く使われます。
②ウレタン塗料
ウレタン塗料は耐用年数は8年~10年です。
ウレタン塗料も比較的安価なのに中間の耐用年数を持っているのがメリットです。
外壁塗装に適していて、耐候性や耐水性に優れているのが特徴です。
しかし高性能塗料と比較すると防汚性や紫外線への耐性は劣ります。
③シリコン塗料
シリコン塗料の耐用年数は10年~15年です。
外壁塗装の中ではとても人気のある塗料です。
紫外線や気候の変化など厳しい環境で使われていても約10年~15年の長い耐用年数を保てます。
④ラジカル塗料
ラジカル塗料の耐用年数は10年~16年です。
塗膜の劣化を抑制する塗料です。
ラジカルという塗膜を劣化させてしまう原因です。その発生を抑える役割をしてくれます。
ラジカルは酵素、紫外線、水などに接触することで発生する劣化因子でこれを妨げることで長期間塗膜を保護してくれます。
チョーキングも起こりにくく、汚れが付着しにくいのもメリットです。
耐候性にも優れていて、長期な視点でみたらおすすめな塗料です。
⑤フッ素塗料
フッ素塗料の耐用年数は15年~20年です。
外壁塗装において最高クラスの耐候性と耐久性に優れている塗料になります。
紫外線に対しての抵抗力が非常に高く、塗料面の色褪せや劣化を長期にわたって防ぐことが可能です。
最大のメリットが耐用年数が15年~20年の性能っを維持できるため、
メンテナンスのコストを抑えることができます。
また、汚れも付きにくく、付着しても雨水などで容易に落ちるため外観も綺麗に保つことができます。
⑥無機塗装
無機塗装の耐用年数は20年以上です。
最も耐候性や耐久性に優れていて、20年以上の長期にわたって建物を保護してくれます。
メリットは耐候性が強いので外の環境に強いのと、カビやコケの発生を抑えてくれたり、
汚れにくいので雨水で流せてしまうセルフクリーニングなどです。
外壁を長期間維持し、メンテナンスのコストを抑えられます。
しかしデメリットは価格が高いです。
一般的な有機塗料と比べると約2倍かかることもあります。
長期間美観を維持したい、カビやコケが生えやすい環境の方におすすめです。
外壁劣化の原因
主な要因は汚れや紫外線、雨水などから劣化してしまいます。
美観を損ねるだけでなく、建物の寿命にも大きく影響します。
汚れは外壁材の劣化を早め、汚れは水分を吸収するためこれらが蓄積やカビや藻の成長を促します。
紫外線は色褪せの劣化のつながります。
これを防ぐには紫外線に強い塗料を選びましょう。
雨水は外壁材の構造を破壊し、内部のお腐食を起こす可能性があります。
外壁のひび割れやコーキングの劣化があると雨水が内部に侵入しやすくなってしまいます。
まとめ
塗料の種類によって特徴やメリットデメリットが違うため、
環境に合った塗料を選びましょう。
耐用年数や価格、機能性、どれを優先するか考えると決めやすいかもしれません。
参考にしていただけたら幸いです。