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2024/10/25
増改築工事
家族の人数が増えたから、趣味を楽しむ部屋が欲しい、など部屋が増えたらなっと思うことはないでしょうか。
床面積を広げる「増築」を行うと叶えられます。
増築するにあたってのメリットデメリットをしょうかいしていきますので参考にしていただくと幸いです。
増築の種類
増築とは床面積を広げる工事を言います。
増築には大きくわけて3種類あります。
・おかぐら増築
おかぐら増築とは平屋を2階建てにするなど既存の建物に新たに継ぎ足す方法です。
既存の建物に大きな負荷がかかることから基礎や柱、梁など構造部分の補強が必須になることが多く、費用がかかります。
・差しかけ増築
差しかけ増築とは、既存住宅の外壁の一部を撤去し、新しい建物と繋げる方法になります。
一部しか取り壊さないため、比較的に安価にできるのがメリットと言えます。
・取り壊し増築
取り壊し増築とは、1階と2階の一部を撤去してその部分に新しい建物を建てて既存部分に接合する方法になります。
外観の見た目に統一感がでますが解体費がかかるため高額になるかと思います。
増築のメリット・デメリット
メリット
コストを抑えて増やせることです。
部屋を増やそうと思った時増築以外の方法だと建て替えになるかと思います。
しかし家を建て替えるとなると、新しい住宅にかかる費用と、解体費用、建築期間中の仮住まいの費用など
費用がかかります。増築であれば既存の家にそのまま住みながら床面積を広げることが可能なので建て替えほどの負担はありません。
デメリット
既存の住宅に新しい建物を継ぎ足すので見た目が悪くなってしまう可能性があるのがデメリットです。
既存の築年数が古ければ同じ材料を見つけることが困難で見つかったとしても経年劣化したものと新品ではどうしても違和感が生じてしまいます。
また既存の住宅との接合部は接続不良によって雨漏りやひび割れが発生しやすいです。増築は難易度が高い工事なので経験豊富なリフォーム業者に依頼するのが何より大切です。
増築する際のポイントと注意
耐震性を確認
増築を行う際は家全体の耐震性を確認する必要があります。
既存の住宅が現行の耐震基準を満たしていない場合には既存の建物と新しい建物の耐震機能を合わせることが重要です。
耐震機能が違うと建物全体のバランスが崩れ、倒壊のリスクが高くなってしまうため注意が必要です。
建築基準法に反していないか
住宅を建てるには敷地面積に対する建物の面積の割合を指す「建ぺい率」や敷地面積に対する床面積の割合を指す「容積率」が決められています。超えないように設計しなければなりません。
土地ごとに建ぺい率や容積率は上限が決められているのでどの程度まで増築できるのか調べた上で設計する必要があります。10㎡を超えるものは建築確認申請書を提出して自治体などに許可を得る必要がある点にも注意してください。
規模や内容によっては建て替えも検討する
規模によっては高額になる可能性があり、建て替えを検討した方が良いケースもあります。
既存の建物が旧耐震基準で建てられているようなケースでは、増築部分と耐震機能を適合させるため大掛かりな耐震補強が必要になる恐れがあります。建て替えの方が安く済むこともあるので両方の見積もりを出してもらい、検討することが望ましいです。
まとめ
居住スペースを増やしたいとお考えの方は増築することを検討してみてください。
小規模であればコストを抑えて床面積を増やすことが可能です。
ただし、建設基準法や耐震性の確認など、高度な知識やノウハウが必要です。
耐震診断や耐震設計に対応できるリフォーム会社に依頼することが何よりも大切です。
アーバンリフォームでも増改築などのご相談に応じておりますので気軽にご相談ください。