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2025/01/17
豆知識
築年数が古い家では、冬の寒さにお悩みの方が多くいらっしゃるかと思います。
築20年以上ともなると断熱材が入ってないなど性能が十分でない家がほとんどです。
古い家が寒い理由
古い家が寒い理由として古い家は現代の建築基準と異なるため壁や窓などの断熱性能が劣っていることが多いです。
また、伝統的な日本家屋になると隙間が多く、寒さの原因になります。
さらには経年劣化による建物の劣化や、隙間から入ってくる冷気に寒さを感じているなどが大まかな理由としてあげられます。
断熱の効果
古い家を断熱リフォームすることによってどれぐらいの効果が得られるか不安な方も多いと思います。
断熱効果は高性能な断熱材を設置することによって新築住宅にも劣らない十分な機能を備えることが可能です。
ただ、古い家屋では気密性も低いことが多く、結果的に断熱リフォームのみでは新築住宅と同等の暖かさを得られるとは
言い難いところです。
断熱リフォームを行う際はどの程度の暖かさを求めるのか検討してください。
断熱リフォーム箇所
窓の断熱リフォーム
窓の断熱リフォームにはいくつかの種類があります。
中でも代表的なのが内窓を追加して二重窓にすることで断熱性を高める方法です。
天井の断熱リフォーム
室内と屋根の間の熱の流入や逃げを防ぐために行います。
室内の温度を一定に保ち、冬場の断熱効果を高めることができます。
天井の上側に断熱材を吹き込む施工と、断熱材を天井の内側に貼り付ける施工を行うのが一般的です。
床の断熱リフォーム
地面と室内の間の熱の流入や逃げを防ぐために行われます。
床の断熱材を追加することによって冷気の侵入を抑えて快適な温度を保つことができます。
床下への断熱材敷設や断熱材の高い床材に張替えなどが主な工事になります。
壁の断熱リフォーム
壁の断熱リフォームは室内と外気の熱の流入や逃げを防ぐために行われます。
壁に断熱材を追加することで室内の温度を一定に保ち、エネルギー効率を向上させることが可能です。
壁の内側、外側への断熱材の貼り付けが主な工事になります。
まとめ
古い家の断熱リフォームは決して安く済むものではありませんが、
まとめて一気にリフォームするのではなく、少しずつリフォームしていくのも良いと思います。
最近は寒い日が続きますのでみなさん体調のほどお気を付けください。