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2024/11/14
内装工事
和室は日本らしい落ち着きが感じられますよね。
畳に座ってくつろいだり、寝転んだりと自然とほっこり和みますよね。
フローリングがスタンダードになった住まいにでも一部屋は和室を設ける人も多くいらっしゃいます。
和室の良さは残しつつ、洋室との空間とも違和感なく調和するモダンな和室づくりをするためにどんな工夫が必要なのか見ていきましょう。
和室のメリット
素足でも気持ちのいい畳や光を柔らかく採り入れる障子などで日本の情緒を感じることができる和室
居間や客間、あるいは寝室としてなど自由自在に使える汎用性の高さや、素材の持つ機能を活かした快適さも魅力です。
和室の多彩なメリットをみていきましょう。
リラックスできる
温泉旅館などで和室に通されると、落ち着いてリラックスする感じがしませんか?
それは畳がもたらす心地の良さでしょうか。
素足でくつろいだり、寝転んだりするのはフローリングよりやはり畳の方が心地よいですよね。
また、デザイン性のある畳なども近年はつくられているため、おしゃれな和室も素敵ですよね。
防音性やクッション性の効果も
和室の畳にはクッション性があり、空気を多く含んでいることから、洋室のフローリングと比べて音が響きにくいと言われています。そのため子供の走る回る音も吸収してくれますし、物を落としたときの破損も防げる可能性があります。
高齢者や子供が転んでしまったときも怪我を防げる可能性も高まります。
多目的に使えて便利
シンプルな空間である和室は用途を問わず、様々な場面で活躍できるのもメリットです。
来客の宿泊の際には布団を敷くだけで客間にとして使えますし、床がやわらかい畳の間は子供の遊び場やお昼寝スペースにも。
夜だけ寝室として利用する生活スタイルにして、部屋を有効活用するのもいいですね。
和室は落ち着きがあって作業に集中しやすいことからワークススペースとして活用するのもおすすめです。
おしゃれな和室空間をつくるコツ
洋の暮らしがスタンダードになっている現代、和室に求められるスタイルも変化してきています。
現在のライフスタイルに合わせたおしゃれで快適な和室づくりのコツを紹介します。
窓を設定する
和室においても、窓は見えてくる景色や全体の明るさ、そして部屋の雰囲気を変える大きな要素です。
和室の窓には掃き出し窓は庭や縁側と一体に使うことができます。
腰窓は座った時にちょうど外の景色や風景は、掃き出し窓や腰窓から見るのとは違った魅力があり楽しみの幅が増えます。
また、光が差し込んで畳が照らされ、より一層落ち着いた上質な雰囲気のある和室になります。
丸窓なんかもいいですね。インテリア性も高まります。
収納棚を設置する
収納棚があれば、宙に浮いたような扉付きの吊り収納を設置し、下部に間接照明を組み込むと空間が優美になりますし、
圧迫感もありません。
壁にちょっとした飾り棚を設けて見せる収納もおすすめです。
壁を工夫する
壁面も和室の雰囲気を左右する大きな要素。
和紙風、砂壁風、織物調の壁紙、ナチュラルな木目など素材感で楽しむのもよいでしょう。
個性を演出したいときは、壁全体は無難な色にして、一面だけ色柄の違うアクセントクロスを張って変化をつけることでおしゃれな空間をつくることも可能です。
照明を工夫する
同じ和室でも、光の演出で雰囲気がガラリと変わります。
和紙や竹などを使ったデザインを思い浮かべるかもしれませんが、最近では和モダンな雰囲気の照明器具もたくさん出ています。
調光できるタイプなら和室の用途に合わせて明るさが調節できて便利です。
和モダンな感じを出したい場合などは天井に埋め込むダウンライトを採用するとスッキリした印象になります。
光源を隠して天井や壁に光を当てて、反射光を室内に広げる「間接照明」を使い雰囲気を出すのも素敵ですね。
植物をプラスする
和室に植物を飾るとグッと雰囲気が変わります。
生花や一輪挿しなど切り花を挿すだけでも存在感を放ち、床の間や書院に飾ると和室の雰囲気が一気に華やかになります。
リビング空間とのつながりも考える
近年はリビングの一角に和室スペースを設けるスタイルも見受けられますが、その場合和室の床をリビングからそのままフラットにするか、一段高くなった小上がりにするかでも印象は変わります。
和室をフラットにすればリビングの延長として一体感も生まれますし、お掃除もしやすいです。
また、子供や高齢者も、より安全に行き来できる空間になります。
小上がりにすれば同じ空間にありながらも別空間のように演出できますし、段差に腰掛けることができるのも便利です。
まとめ
近年の和室スタイルも変わってきています。
独立した和室を設けられない方はリビング横にちょっとした和室スペースを取り入れる方もいらっしゃいます。
畳の色も最近ではカラフルで、デザイン性が高いものも多いです。
おしゃれな和室づくりをぜひご検討ください。