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2025/03/11
内装工事
長年にわたる大きなキズがきになってきたら、床の張替えをおすすめしています。
せっかくなので今とは違う床にしてみるのもいいかもしれません。
日本の家の床は、裸足で過ごすことが多いからこそ、こだわったほうがいいこともあります。
今回は床材の種類と床リフォームの注意点についてみていきましょう。
フローリング
木材でできた、多く普及している床材です。
掃除がしやすく、和室以外ならリビングから廊下まで幅広くつかえます。
大きく分けて無垢フローリング、複合フローリングの2つがあります。
・無垢フローリング
木からそのまま切りだして作ったフローリングです。
見た目が温かく、優しい質感もあって、最近は新築の注文住宅などで選ばれる傾向があります。
吸水性があるため、複合フローリングに比べると汚れがつきやすく、水廻りなどは避けた方がいいかもしれません。
・複合フローリング
複数の板を組み合わせて作ったフローリングです。
よく見られるフローリングで、無垢フローリングに比べると安価なほか、仕上げにバラつきが出にくいです。
化粧シートの貼られたものなら、汚れも落ちやすく、ワックスをかけると長持ちします。
クッションフロア
塩化ビニールでできた、クッション性のあるシート状の床材です。
耐水性が高いので、トイレや洗面所などの床に貼られることが多く、汚れた時も拭き取ればシミになりません。
床材の中では最も安価なので、複数の床をリフォームするなら一部をクッションフロアにして予算を調整することもできるでしょう。
柔らかいため、重い家具を置くと跡がつくデメリットがあります。
フロアタイル
ポリ塩化ビニールでできた、硬い質感の床材です。
長方形から正方形、デザインも石目から木目までバリエーションが多く、フローリング代わりに使うこともできます。
キズや水に強いために水廻りとの相性も良いのですが、重い家具を置く部屋・キャスター付きの椅子がある部屋などにもおすすめです。
賃貸マンションなどに取入れられるケースも増えていますが、物によっては安っぽく見えるかもしれません。
カーペット
床全体にカーペットを敷き込んだ、もしくはタイル状のカーペットを敷き詰めた床です。
ふかふかと柔らかく、遮音性が高いため、子供部屋などに最適です。
高級感があるため、インテリアにこだわりのある方におすすめでしょう。
ダニが住み着きやすく、定期的なお手入れが必要になるため、人によっては合わないこともあります。
手間が気になる場合は、汚れに強いカーペットなどを検討するといいかもしれません。
床リフォームの注意点
畳は意外と使い勝手が良い
畳の部屋をフローリングにする方が増えています。
畳はベットを置けないなどのデメリットもあり、生活のしやすさからフローリングを選ぶ方は多いですが、
リフォーム後に後悔することも。
来客時に布団を敷いたり、そのまま横になってお昼寝したり、こたつを置いたりと、用途が広いためです。
リビングの床はグレードを下げないほうがいい
リビングは広いため、以前よりグレードの低い床材にしてしまうと、違和感が生まれることもあります。
グレードの低い床材は傷つきやすいものも多くあるため、
使用頻度の高いリビングではあまりおすすめしません。
来客もリビングに通すことがほとんどのため、気になる方はグレードの高いものを選ぶと無難だと思います。
ペットがいるご家庭
床材によってはペットの足に負担がかかります。
つるつるしたフローリングは踏ん張りが利かないため、関節を傷めて
関節炎などにつながってしまう恐れもあります。
また、爪によって床が傷んでしまうため、耐久性の高い床を合わせて選ぶこともおすすめしてます。
クッションフロアの他、専用のフローリングなどもあります。
まとめ
床材にも様々な種類と特徴があります。
部屋の用途や、予算に合わせて適切な床材にしましょう。
費用を抑えすぎて後悔することもあるため、どこを抑えるのか慎重に考えましょう。