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トイレの床材にはいくつかの種類がありますが、もっともオーソドックスなタイプが「クッションフロア」です。クッションフロアは耐水性・耐久性に優れており、さらにコストもかかりにくい床材です。しかし、クッションフロアを選んだ人の中には「失敗した」と感じている人もいます。
それでは、クッションフロアのメリットに隠されたデメリットとは、いったい何なのでしょうか。クッションフロア選びの失敗例もピックアップしながら、クッションフロアを採用するメリットと、リフォームのポイントを解説します。
トイレのクッションフロア選びでよくある失敗例と対処法
トイレの床材として、多くの人に選ばれているのがクッションフロアです。クッションフロアにはたくさんのメリットがありますが、以下のような理由で「リフォームに失敗した」と感じる人もいます。
<トイレのクッションフロア選びでよくある失敗例>
- 色選びに失敗したせいで汚れが目立っている
- 凹凸の部分に汚れが溜まって掃除がしにくい
- 色合いのバランスが悪くなってしまった
- 角が剥がれてしまった
上記4つの失敗例を紹介し、対処法と併せて解説します。
色選びに失敗したせいで汚れが目立っている
クッションフロア選びの失敗例として、とくに多いのが色選びです。便器や壁紙の色に合わせて真っ白なクッションフロアを選んだ結果、飛び散った尿などのシミが付いたり、髪の毛などのゴミが目立ったりします。また、汚れた足やスリッパでトイレを使っていると、クッションフロアが黒ずんでしまうかもしれません。
トイレは汚れやすい空間なので、清潔感を重視する場合は汚れが目立ちにくい色を選びましょう。汚れやすい箇所にマットを敷いて、対策する方法もおすすめです。
凹凸の部分に汚れが溜まって掃除がしにくい
クッションフロアのデザインはさまざまで、表面に凹凸のある商品もあります。オシャレなデザインではありますが、凹んだ部分に汚れが溜まりやすいことが欠点です。放置すると黒ずんでしまうため、定期的に洗剤を使ったメンテナンスを行い、きれいな状態を維持しましょう。
色合いのバランスが悪くなってしまった
デザイン性を重視してクッションフロアの色や柄を選んだ結果、建具や便器との色合いのバランスが悪くなってしまったという失敗例です。色や雰囲気の好みは人によって異なるため、家族のうち誰かが「落ち着かない」「暗くて雰囲気が苦手」などの不満を覚えるかもしれません。
トイレの建具を取替えしていない場合は、クッションフロアの色やデザインを建具に合わせることが大切です。また、家族とも話し合ったうえでデザインを決めることも、ポイントといえます。
角が剥がれてしまった
クッションフロアを貼る際のミスや技術不足により、角の部分からクッションフロアが剥がれてしまう可能性があります。トイレは狭いうえに複雑な造りになっていることが多く、正確な作業が困難です。作業に慣れた人が工事をしなければ、すぐに劣化してしまうかもしれません。
クッションフロアに貼り換えるリフォームを依頼する際は、トイレのリフォームに慣れた会社を利用しましょう。また、ホームセンターなどでもクッションフロアを購入できますが、DIYはおすすめできません。
トイレの床材にクッションフロアを採用するメリット
トイレの床材にクッションフロアを取り入れる場合、上記のような失敗例には注意しなければなりません。しかし、クッションフロアには次のようなメリットもあります。
<トイレの床材にクッションフロアを採用するメリット>
- 耐水性が高いため床下が劣化しにくい
- クッション性があるため小さい子どもがいても安心して利用できる
- その他の床材と比較して価格が安い
- 豊富なデザインから自宅のトイレに合った商品を選べる
上記4つのメリットを順番に解説します。
耐水性が高いため床下が劣化しにくい
耐水性の高さがクッションフロアの特徴です。便器を利用したときや掃除をしたときに水が跳ねたとしても、さっと拭くだけで簡単にお手入れができます。すぐに水気を拭き取れば、床下に水が染み込むリスクが少なく、アンモニア臭などが発生するリスクを抑えられることもメリットです。
クッション性があるため小さい子どもがいても安心して利用できる
トイレの床材には、クッションフロアのほかに、フローリングやタイルがあります。クッションフロアは、これらの床材と比較してクッション性が高いため、万一トイレで転倒したとしても、怪我をするリスクを軽減できることもメリットです。小さな子どもや高齢者と同居している場合でも、安心してトイレを利用できます。
その他の床材と比較して価格が安い
フローリングやタイルといった床材と比較して、クッションフロアは価格が安いです。1畳あたり2万円ほどでリフォームができ、その他の床材よりも安く工事を終えられます。できるだけ安くトイレの床材をリフォームしたい方にも、クッションフロアの採用がおすすめです。
豊富なデザインから自宅のトイレに合った商品を選べる
クッションフロアには、多くの色や柄などのデザインがあります。シンプルな無地のタイプもあれば、木目調、大理石調などのタイプを選ぶことも可能です。トイレ全体や建具との雰囲気に合わせながら、遊び心を持ったリフォームを行えます。
トイレの床材をクッションフロアにリフォームする際のポイント
トイレの床材をクッションフロアにリフォームする際、失敗を避けるためのポイントは次の3つです。
<トイレの床材をクッションフロアにリフォームする際のポイント>
- 汚れやすい床材であることを見据えて選ぶ
- DIYはせずにプロのリフォーム会社に工事を依頼する
- トイレ全体と調和が取れる色を選ぶ
順番に詳しく解説します。
汚れやすい床材であることを見据えて選ぶ
とくに白やアイボリーなどの薄い色や、凹凸のあるデザインのクッションフロアは汚れやすいため、要注意です。清潔感を重視したい場合は、やや暗めの色を選んだり、掃除がしやすいデザインを選んだりするなどして対策していきましょう。
DIYはせずにプロのリフォーム会社に工事を依頼する
トイレは居室と違い、シンプルな正方形や長方形で造られていません。とくに角は複雑な構造になっている場合が多く、DIYが困難です。美しい状態で長持ちするようリフォームしたい場合は、DIYをせずに経験豊富なリフォーム会社に作業を依頼しましょう。
トイレ全体と調和が取れる色を選ぶ
↓
クッションフロアの色合いは、トイレ全体の雰囲気を大きく左右します。統一感のある見栄えにしたい場合は、外壁や便器と色調を合わせることを意識しましょう。
まとめ
トイレの床材として人気のクッションフロアですが「色選びに失敗した」「メンテナンスがしにくい」などの理由で失敗したと感じている人もいます。しかし、クッションフロアには多くのメリットがあることも事実です。選び方のポイントを確認しながら、ご自宅のトイレに合ったクッションフロアを選びましょう。
アーバンリフォームでは、東京都町田市を中心に、多くのご家庭でトイレのリフォームを手掛けてまいりました。数多くの色やデザインのクッションフロアをご用意し、丁寧な工事でお客様の理想を実現させておりますので、トイレのリフォームはぜひお任せください。