お知らせ・ブログ

お知らせ・ブログ

エクステリア工事

カーポートを選ぶ際に素材やどうような種類があるのかといった疑問を持つ方にご紹介していきたいと思います。
種類や素材によって、見た目や機能性も変わってきます。
種類や素材の特徴、屋根材を選ぶときのポイントについて解説していきます。


カーポート屋根の種類

大きく分けて2種類あります。

アリュース シリーズ

アール型

アール型とは屋根先が緩やかにカーブ状になっている屋根のことです。
曲線が優しい印象のアール型は外構に柔らかな印象を持たせてくれて、どんなお住まいにも合わせやすいデザインです。
また、アール型は屋根部分が曲線になっているため、雪が積もった際には屋根の形により、雪が落としやすいのも特徴です。
しかし、耐積雪強度に弱いので、雪の重みで屋根が傾いたり、隣家に落ちてしまったりする恐れがあります。
したがって、雪が多く降る地域ではもう1種類のフラット型が主流になっています。

3台用フラット屋根カーポート「フラットポート」

フラット型

フラット型の屋根はまっすぐです。
見た目がスタイリッシュなので、モダンなデザインの住宅に合わせたフラット型の屋根を選ぶ方が増えています。
また、アール型と比べて変形サイズにも加工できるため、敷地の広さに合わせて幅広く対応できることも特徴です。
さらに、フラット型の屋根はアール型よりも耐積雪強度が高いため、雪が多く積もる地域はフラット型がおすすめです。

カーポート屋根材


ポリカーボネート
ポリカーボネートとはプラスチック素材の1つで、耐熱性、透明性、加工性、耐衝撃性などに優れています。
最もポリカーボネートの特徴は衝撃に強く、割れにくいことです。
また、ポリカーボネートは、スチールやアルミなどの金属製の屋根とは異なり、太陽光を程よく透かさせてくれながら
紫外線を大幅カットしてくれます。
加工性にも優れていて様々な色や特性を持つパネルを作り出すことができます。
すりガラス調やかすみ調など半透明のタイプはほこりや汚れが付いた際でもあまり目立ちません。
一方、クリアタイプのものは、ほこりや汚れなどが付いた場合は目立ちますが、透過率が高いため半透明の物よりも光が入りやすいです。
エクステリアの色味や使う用途によってパネルを選べることも特徴の1つです。


アルミ板
アルミ製の屋根は軽くてサビに強いことや、耐久性にも優れています。
金属製なので日光を遮ってしまいますが、紫外線をカットしてくれます。
ただ、アルミ板は耐荷重性が低いです。

スチール折板
スチール折板とはガルバリウム銅板でできた素材で、ガルバリウム銅板を山谷の形に折って強度をあげています。
耐風圧や耐積雪性能に優れているので台風や積雪が多い地域では、スチール折板屋根が使われることがほとんどです。
スチール折板タイプのカーポートは耐久性が非常に優れているため、雪が多い地域には主流となっています。


熱遮断FRP
プラウチックにガラス繊維などを混ぜ合わせて強度を上げた複合素材です。
カーポートの屋根材以外にも浴槽などに使われます。
強度の高い素材で特殊加工をすることにより熱遮断タイプや燃えにくいタイプなどの特性を追加することが可能だそうです。
さらに、熱線カット率70%前後、紫外線ほぼカットとポリカーボネートよりも性能が高くなっているので
車を紫外線から守りたい方におすすめです。


カーポートを選ぶ時のポイント

住んでいる地域
一番のポイントは自分が住んでいる地域に適したものを選ぶことです。
雪が降る地域や、台風が多い地域など住まいの気候に合わせて選びましょう。

屋根の機能性
機能性については紫外線と赤外線の2点を重視しましょう。
紫外線は車の塗装の色褪せや車内シートの日焼けの原因になります。
標高が高い地域や海辺は紫外線が強いため、できるだけ紫外線カットできるものをおすすめします。
アルミやポリカーボネートの屋根材であれば、紫外線を大幅にカットすることが可能です。
赤外線は暑さの原因になるため、真夏の車内温度の上昇を抑えたい方は熱線遮断をおすすめします。


耐用年数
ポリカーボネートは紫外線や衝撃に強く、耐用年数はおおよそ15年と言われています。
ポリカーボネートよりも強度や耐久性に優れているスチール折板の場合、壊れたり劣化したりすることが
ほとんどないため半永久的に使用することが可能です。
特に台風や積雪の多い地域はカーポートは壊れやすいため、耐風や耐積雪強度の高いスチール折板が選ばれます。

価格相場
一般的にカーポートの本体価格は1台用で約15~40万円で、素材やデザイン機能性などで値段は変わります。
良く使われるポリカーボネートは1台用で約12~25万、スチール折板は1台用で30~60万円
ポリカーボネートはコストが安い一方で、耐風・耐積雪の強度が弱いため、積雪や台風の多い地域はスチール折板が使われていることが多いです。

カーポート屋根の掃除タイミング

カーポートの屋根は雨風や木の葉などによって汚れてしまうため、定期的に掃除の必要があります。
手の届く範囲の手入れはこまめに行った方がいいですが、屋根や雨樋などの手間がかかる場所は年に1~2回の頻度で行うと効果的です。
おすすめのタイミングは雨がたくさん降った日の翌日です。
快晴だと湿度が高く、屋根についた汚れも乾燥して落ちにくくなります。
雨が降った後は雨である程度汚れが浮き上がって取れやすくなったり、汚れが流れてくれるので落としやすくなるためおすすめのタイミングです。

まとめ

カーポートの屋根材では紫外線に強いポリカーボネートが主流になっています。
しかし、積雪や台風などの多い地域では、スチール折板といったより頑丈な素材を選ぶことをおすすめしています。
住まいの気候や予算に合った屋根材を選びましょう。