お知らせ・ブログ
.png)
住宅の中でもとくに清潔感が重要で、なおかつ劣化が進みやすい場所といえば「お風呂」です。浴槽の傷みが目立ったり、壁や天井のカビに悩まされたり、家族に介護が必要になったりなどの事情で、お風呂のリフォームを検討している方は多いでしょう。
お風呂のリフォームというと高額な費用がかかるイメージがありますが、予算を10万円前後とする場合、どんなリフォームが可能なのでしょうか。今回はリフォームの予算を10万円、20万円、30万円に分けて、それぞれの予算でできるリフォームの内容や、お風呂のリフォーム費用を抑えるコツをご紹介します。
10万円でできるお風呂リフォームの内容
10万円でお風呂全体のリフォームはできませんが、傷みが気になる箇所を部分的にリフォームすることは可能です。具体的には、以下のリフォームなら、目安として10万円以内で行えます。
＜10万円でできるお風呂リフォームの内容＞
- 床材へのシート貼り・タイル上貼り
- 壁や浴槽の塗装
- 鏡や手すりの設置
- 内窓の設置
- 据え置きタイプの浴槽交換
床材へのシート貼り・タイル上貼り
洗い場の床の汚れや傷みが気になる場合、シート貼りなら10万円でリフォーム可能です。現状の床材の上にデザイン性のある防水シートを貼り、見た目の美しさを取り戻すことができます。滑りにくくもなるため、転倒事故も防ぎやすくなるでしょう。
壁や浴槽の塗装
お風呂の壁や浴槽の塗装も10万円でできます。塗装をすることで、タイル壁のひび割れが改善できたり、傷や色あせを隠したりすることができます。費用を抑えつつ見栄えを良くしたい方におすすめしているリフォームです。
鏡や手すりの設置
お風呂に設置している鏡を設置・交換したり、バリアフリー化のために手すりを設置したりするリフォームも10万円で行えます。品質にもよりますが、ドアの交換が可能な場合もあります。
内窓の設置
10万円の予算があれば、既存の窓の内側に追加の窓を設置するリフォームも可能です。内窓を設置すると断熱性能が向上し、冬の寒さを軽減できます。また、カビの原因になる結露を防いだり、高齢者の死亡リスクとして挙げられる「ヒートショック」の危険を回避できたりします。
据え置きタイプの浴槽交換
浴槽が据え置きタイプの場合は、10万円前後の予算で浴槽交換も可能です。ユニットバスの場合、浴槽交換の費用が15万円前後になる場合が多く、やや予算がオーバーしてしまいます。
20万円でできるお風呂リフォームの内容
10万円よりもう少し予算を多く用意できる方に向けて、20万円でできるお風呂リフォームの内容もご紹介します。20万円では、より規模の大きなリフォームが可能となり、お風呂のグレードも上がります。
＜20万円でできるお風呂リフォームの内容＞
- 浴室全体の塗装・シート・タイル貼り
- 全面のパネル貼り
- 給湯器の交換
- 浴室乾燥機の設置
浴室全体の塗装・シート・タイル貼り
20万円の予算があれば、お風呂全体に範囲を広げても、塗装・シート貼り・タイル貼りのいずれかが可能です。ただし、大きなひび割れがある場合や、サビが原因で壁が浮き上がっている場合、別途の工事が必要になる可能性があります。リフォーム業者の見積もりを細かく確認しましょう。
全面のパネル貼り
壁全体のパネル貼りも20万円前後で行えます。広さや素材によっては、塗装やシート貼りと比較して少し高くなる可能性はありますが、より見栄えを良くしたい方におすすめです。在来浴室でも、ユニットバスでも、どちらでもできます。
給湯器の交換
給湯器の本体価格は20万円以内に収まることが多く、工事費を含めても20万円程度の予算でリフォームできます。給湯器の寿命は10年前後です。給湯器が壊れると、お風呂やキッチンのお湯が沸かなくなるなどの問題が起こるため、寿命が迫っている場合は交換を検討しましょう。
浴室乾燥機の設置
浴室乾燥機の新設工事も、予算20万円前後でできる可能性が高いです。浴室乾燥機を設置すると、浴室の湿気を取り除けるため、カビの発生を抑えてお風呂の劣化を食い止められます。また、雨の日は洗濯物を浴室で乾かせるため、生活の利便性も向上するでしょう。
30万円でできるお風呂リフォームの内容
予算を30万円にまで引き上げると、さらに大規模なお風呂のリフォームが可能です。予算に見合う価値があると感じる場合は、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
＜30万円でできるお風呂リフォームの内容＞
- 浴室内全体の塗装やシート・パネル貼り
- 埋め込みタイプの浴槽交換
浴室内全体の塗装やシート・パネル貼り
浴槽の塗装に加えて、壁や床、天井のシート貼りが可能です。また、パネル貼りを組み合わせることもできます。お風呂全体をリフォームできるため、空間の統一感を出せることが魅力といえるでしょう。床がタイルの場合、シートを貼ることで足元が冷えにくくなるほか、転倒を予防しやすくなります。
埋め込みタイプの浴槽交換
床と浴槽が一体化したタイプの浴槽交換も、30万円の予算があれば可能です。タイルの貼り直しも含めたリフォームを依頼できるため、全体的な見た目や機能性を改善できます。
お風呂のリフォーム費用を安く抑えるコツ
お風呂のリフォームには10万円以上の費用がかかり、内容によっては100万円単位の予算が必要になります。お風呂のリフォーム費用を安く抑えるためには、以下の3つのコツを活かしましょう。
＜お風呂のリフォーム費用を安く抑えるコツ＞
- 劣化したと感じた場合は早めに修理を依頼する
- キッチンやトイレなど水周りのリフォームを同時に依頼する
- 助成金を活用する
劣化したと感じた場合は早めに修理を依頼する
お風呂で劣化したと感じる部分が見つかった場合は、放置せず早めに修理を依頼してください。劣化が進んでしまうと簡単なリフォームでは修理できず、浴槽交換など高額な費用がかかるリフォームを強いられるかもしれません。
キッチンやトイレなど水周りのリフォームを同時に依頼する
お風呂のリフォームに合わせて、キッチンやトイレなど水回りのリフォームを同時に依頼すると、「パック料金」や「セット料金」で割安になります。給排水管などに関連する工事や人件費を一括化できるため、一箇所だけのリフォームと比べてお得な料金でリフォームを依頼できるのです。
助成金を活用する
長期優良住宅化リフォームや、バリアフリー化を目的としたリフォームをする場合は、国や自治体、介護保険による助成金を活用できる可能性があります。自治体による補助金は、地域によって適用できるリフォームの内容や条件が異なるため、地元の事情に詳しいリフォーム会社に依頼しましょう。
まとめ
予算10万円でも床材へのシート貼り・タイル上貼り、据え置きタイプの浴槽交換などのリフォームが可能です。予算を20万円～30万円に増やすと、さらに大掛かりなリフォームもできます。お風呂のリフォームにかかる費用を抑えたい場合は、補助金の活用なども検討しましょう。
アーバンリフォームは、東京都町田市や神奈川県横浜市、川崎市周辺に密着したリフォーム会社です。適用できる補助金などにも詳しく、お客様が損をしないリフォームを実現できます。10万円以下のリフォームも喜んで対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。