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内装工事

代表的なのはクロス、塗り壁、木材、タイルの4つです。
その中でもクロスが9割以上です。
デザインだけではなく、お手入れのしやすさやコスト、機能性も考慮することが大切です。


クロスの特徴
クロスとは壁紙のことで扱いやすく、そのため工事も短いので人気です。
中でもポリ塩化ビニールで作られたビニールクロスは加工がいやすく、定番の織目調や石目調に加え、花柄や木目調など
デザインやカラーバリエーションが豊富なのも魅力。
珪藻土や漆喰などを配合したものや、タイル風なども登場し、リーズナブルなクロスを選ぶ方が多いです。
汚れも簡単に拭き取れることができ、お手入れがラクです。
消臭機能やひび割れ対策、キズや衝撃に強いものなどさまざまな機能を持った商品も登場して自分に合った物が選べるのが選ばれる理由だと思います。
デメリットとしてクロスの種類によっては継ぎ目が目立ってしまったり、経年劣化によって剥がれたりすることも。


塗り壁の特徴
塗り壁は下地に土や植物などの自然素材を厚く塗ったもの。
日本では昔から使われてきた内装材です。
同じ素材でも職人の塗り方で様々な質感やデザインを楽しめます。
他の素材に比べて厚みがあるため、防音、防火、断熱性に優れていて、
材質によっては消臭効果を持つものも。
デメリットはメンテナンスが難しいことです。
汚れの付着やひっかき傷がつきやすい。
地震によってひび割れしてしまう可能性もあります。
珪藻土の場合は綺麗な消しゴムでこすると汚れを落とせるのですが、
砂壁の場合は汚れを取る方法が少なく、全面塗り替えになる可能性もあります。

木材の特徴
リラックス効果があります。
伐採した木をそのまま使用する無垢材と、木板を張り合わせた合板があります。
無垢材は木目の違いや独特の優しい風合いがあり木のぬくもりや経年数による色味など楽しめます。
天井に使用すると高級感と重厚感が生まれます。
木材には調湿性や吸音性があるので夏には湿気を吸収し、乾燥が気になる冬は湿気を放出して室内の空気を快適にしてくれます。
ですが木材は日差しによって変色したり、湿気を吸収しすぎると割れたり反ったりすることもあります。
湿度の高い梅雨の時期は要注意です。
汚れはすぐに拭き取り、定期的に保護塗料を塗るなどのメンテナンスが不可欠です。


タイルの特徴
タイルの主な材質は陶器や磁器。カラーや形のバリエーションが多いので、色や模様のあるタイルを組み合わせて
アートのようなオリジナルなデザインが作れます。
最大のメリットは少しの衝撃で壊れない耐久性です。
また、耐水性もあるので油汚れなどもさらっと落ちるのでお手入れ簡単です。
ですが初期費用がかかります。そのため壁の一部や一面だけに使用する場合が多いそうです。

まとめ

内装の中でも壁は部屋の雰囲気を決める重要なところです。
デザインだけでなく機能性やコストも考慮して選ぶようにしましょう。