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トイレットペーパーや掃除用具、生理用品など、トイレに収納できると便利なアイテムはたくさんあります。しかしトイレのスペースは限られており、収納が足りずに悩んでいる方は多いです。
そこで今回は、トイレの収納がない場合の収納アイデアをトイレットペーパー、掃除用具、生理用品とアイテム別にご紹介します。トイレの収納をリフォームで増やす方法や、収納をすっきりとおしゃれに見せる方法にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
【アイテム別】トイレに収納がない場合の収納アイデア
トイレに収納がない場合の収納アイデアを、3つのアイテム別にご紹介します。
<【アイテム別】トイレに収納がない場合の収納アイデア>
- トイレットペーパーはばらして収納する
- 掃除用具はひとまとめにする
- 生理用品はふた付きのボックスに収納する
トイレットペーパーはばらして収納する
トイレットペーパーは、購入時の袋に入れた状態ではなく、1個ずつばらしてしまったほうがすっきりと収納できます。スペースに合わせて横に並べたり、縦に積み重ねたりしましょう。また、壁にメッシュバッグやワイヤーバスケットを吊るし、その中にトイレットペーパーを入れる「見せる収納」も、使い勝手が良く見た目もおしゃれでおすすめしています。
掃除用具はひとまとめにする
掃除用具は、カゴやバッグの中でひとまとめにすると見栄えが良く、使い勝手も向上します。掃除用洗剤などは好みのボトルに詰め替えると、見える場所に並べておいても生活感が出ません。さらに、ボトルを同じトーンの色でまとめると、統一感が出てより洗練された雰囲気になります。
生理用品はふた付きのボックスに収納する
生理用品は人目に触れられたくないデリケートなアイテムなので、ふた付きのボックスに収納するのがおすすめです。母と娘、姉妹など女性の家族が複数人いる場合は、同じ型の色違いのボックスを揃えると、並べるだけでインテリアのアクセントになります。また、自分専用のボックスがひと目で判別できて便利です。
トイレの収納をリフォームで増やす方法
現状のスペースのままトイレの収納を増やすのには限界がありますが、リフォームをすればトイレの収納は劇的に増やせます。トイレの収納をリフォームで増やす方法は次の5つです。
<トイレの収納をリフォームで増やす方法>
- 吊り戸棚を設置する
- キャビネットを設置する
- 壁をくり抜いて収納スペースをつくる
- 小型の便器に交換する
- カウンターを設置する
- より広いスペースにトイレを移動させる
吊り戸棚を設置する
トイレでデッドスペースになりがちなのが天井付近です。天井やタンクの上に吊り戸棚を設置すると、無駄なスペースを収納スペースに変えられます。シンプルな吊り戸棚であれば3万円前後で設置できるため、できるだけリフォームにかかる費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。
キャビネットを設置する
トイレの奥行に余裕がある場合は、奥にキャビネットを設置しても良いと思います。吊り戸棚と比較して収納力が高く、より多くのアイテムを整理してしまうことができるのがキャビネットの魅力的です。
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こちらはアーバンリフォームのリフォーム例です。トイレの奥をキャビネットとして利用できるようになり、掃除道具やトイレットペーパーのストックなどを見えない場所に収納できるようになりました。水栓とキャビネットが一体化したタイプなので、手洗い機能も維持できています。
壁をくり抜いて収納スペースをつくる
トイレの壁が厚い場合は、壁をくり抜いて収納スペースをつくるという方法もおすすめです。これは「ニッチ収納」と呼ばれるもので、スペースを拡張せずに収納力をアップさせることができます。ただしトイレの壁が柱を兼ねているケースなど、壁をくり抜くことで耐震性に影響が出る場合は工事ができません。
小型の便器に交換する
現在の便器よりも小型の便器に交換すると、その周辺のスペースにゆとりが生まれます。吊り戸棚やキャビネットを設置したいものの、トイレ本体が大きすぎて設置できないといった場合は、小型のトイレに交換するとどのくらいのスペースが生まれるのか計算してみましょう。
カウンターを設置する
トイレ本体の脇にカウンターを設置して、収納スペースを増やす方法もあります。いわゆる「見せる収納」で、本や好みのアイテムを置いたり、グリーンや花瓶などを飾りたい場合にはおすすめしたいリフォームです。
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こちらはアーバンリフォームのリフォーム例です。トイレットペーパーホルダーを2個分と、その上下に2段のカウンターを設置しています。手洗いスペースの下には引き出し式のキャビネットもあり、カウンターに置きたくないアイテムはこの中に収納できます。
より広いスペースにトイレを移動させる
現在のトイレよりも広いスペースに、トイレごと移動させる方法も選択肢のひとつです。たとえば1畳のトイレを1.5畳に拡張するだけでも、収納に使えるスペースは劇的に増えます。
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こちらはアーバンリフォームのリフォーム例です。2階でデッドスペースになっていた押し入れを改装して、トイレにしました。従来のトイレが狭く、キャビネットやカウンターなどを設置する余裕がない場合は、広いスペースにトイレを移動させることも、収納を確保するための有効な解決策です。
トイレの収納をすっきりと見せるためのポイント
トイレの収納をすっきり、おしゃれに見せるためのポイントを3つご紹介します。
<トイレの収納をすっきりと見せるためのポイント>
- 収納したいものをあらかじめ決めておく
- ストックを極力減らす
- できるだけコンパクトな棚を選ぶ
収納したいものをあらかじめ決めておく
トイレに収納したいものをあらかじめ決めることで、どの方法でリフォームをすると良いのかが見えてきます。たとえば、生理用品を収納したい場合は中が見えない吊り戸棚やキャビネット、芳香剤を置きたい場合はカウンターといったように、収納したいものに合わせて設置するものを決めると、無駄のない収納が実現します。
ストックを極力減らす
ストックは収納スペースを占領するため、極力量を減らしましょう。とくにトイレットペーパーはかさばるため、本当に必要な分だけを買い置きするのがポイントです。
できるだけコンパクトな棚を選ぶ
収納棚はできるだけコンパクトなものを選びましょう。棚が大きいと圧迫感が生まれ、ただでさえ狭く感じるトイレが、より窮屈になってしまいます。また、キャスター付きの棚を選ぶと掃除の際に動かしやすいため便利です。
まとめ
トイレの収納がない場合は、収納したいアイテムをすっきりとしまうコツを試してみましょう。物理的に収納スペースを増やしたい場合は、リフォームがおすすめです。吊り戸棚やキャビネットの設置といった簡単なリフォームだけでなく、家の中にデッドスペースがある場合は、トイレ自体の移動も選択肢に加えてみてください。
アーバンリフォームは、この記事でご紹介した方法以外にも、トイレの収納を増やすための多くのアイデアとノウハウを蓄えています。ご家庭にとって最適な工事方法を予算内でご提案できるため、トイレの収納がないといったお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。