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トイレリフォーム

トイレ 壁紙

 

トイレの壁紙選びで「失敗した」と感じている人は多いです。壁紙の色や柄によって、トイレの雰囲気が大きく変わるほか、素材によって汚れにくさ・臭いのつきにくさなども左右されます。そのため、よくある失敗例を参考にしながら、自宅のトイレに合った壁紙を選ぶことが大切です。

この記事では、トイレの壁紙でよくある失敗例を6つご紹介します。また、家族みんなが満足しやすいトイレの壁紙の選び方にも触れているので、リフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

トイレの壁紙選びでよくある失敗例

花柄のトイレの壁紙

 

トイレの壁紙は、選ぶ色や柄によって室内の雰囲気が決まります。また、防汚性や防カビ性など機能性にも大きな影響を与えるため、使っているうちに不満を感じるようになるかもしれません。トイレの壁紙選びでよくある失敗例を6つ見てみましょう。

 

<トイレの壁紙選びでよくある失敗例>

  • 汚れが目立ちやすい
  • 色や柄に飽きてしまった
  • 圧迫感があり狭く感じる
  • カタログで見たイメージと違った
  • 掃除がしにくい
  • 家族と色や柄の好みが合わない

 

それぞれを詳しく解説します。

 

汚れが目立ちやすい

清潔感のあるホワイト系カラーをトイレの壁紙に取り入れた結果、汚れが目立って不潔に感じるという失敗例です。水が跳ねた箇所についたシミが目立つ可能性もあります。ホワイト系の壁紙を選ぶ場合は、できるだけ汚れが目立ちにくく、掃除がしやすい壁紙を選ぶことを意識しましょう。

 

色や柄に飽きてしまった

個性的な色や柄の壁紙を選んだ場合に起こりがちな失敗例が、内装に飽きてしまったというものです。トイレの壁紙は、頻繁に交換するものではありません。リフォームの工事や手間をできるだけ省きたい場合は、オーソドックスで飽きのこない色や柄の壁紙を選びましょう。

 

圧迫感があり狭く感じる

色には飛び出して見える作用を持つ「膨張色」と、反対に引き締まって見える作用を持つ「収縮色」があります。膨張色の壁紙を選んだ場合、トイレが実際の広さよりも狭く感じやすく、圧迫感を覚える可能性があるため要注意です。代表的な膨張色と収縮色の例を見てみましょう。

 

【代表的な膨張色と収縮色の例】

膨張色 白、アイボリー、オレンジ、赤、黄色など
収縮色 黒、茶色、青、ネイビー、緑など

 

居室などのスペースを多くとるために、トイレは狭く設計されることがあります。トイレが広く感じるように工夫したい場合は、実際の面積よりも広く見えやすい、収縮色の壁紙を選ぶのがおすすめです。

 

カタログで見たイメージと違った

注文住宅をつくる際やリフォームを依頼した際に、カタログだけを見てトイレの壁紙を選んだ結果、イメージと違う仕上がりになったという失敗例です。一言で白といっても、商品によって色の表現のニュアンスが異なりやすく、質感にもそれぞれの特長があります。壁紙選びにこだわる場合は、実物のサンプルを見て気に入ったものを選びましょう。

 

掃除がしにくい

壁紙によっては、表面にデコボコの加工が施されているものもあり、掃除がしにくいと感じる可能性があります。トイレには常に水が張っているため湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい状態です。見た目の美しさばかりにこだわるのではなく、お手入れのしやすい壁紙を選ぶことも、失敗を避けるための重要なポイントといえます。

 

家族と色や柄の好みが合わない

トイレは家族全員が1日に何度も使う空間です。誰か1人の意見で壁紙を決めた結果、他の家族から「落ち着かない」「使いにくい」といった不満が出る失敗例も見られます。先述したように、トイレのリフォームは頻繁に行うものではありません。家族全員で話し合いをして、みんなが納得できる色や柄の壁紙を選びましょう。

 

トイレの壁紙を失敗せずに選ぶ方法

トイレットペーパー

 

ここまでは、トイレの壁紙に関する失敗例をお伝えしました。失敗例を見ていると、トイレのリフォームに対する恐怖心を覚えてしまう人もいるかもしれません。しかし、以下のポイントを押さえてトイレの壁紙を選べば、満足できる仕上がりになる可能性が高いです。

 

<トイレの壁紙を失敗せずに選ぶ方法>

  • トイレの臭いを抑えたい場合は消臭・抗菌機能つきの壁紙を選ぶ
  • 掃除の手間を省きたい場合は加工つきの壁紙を選ぶ
  • 湿気が気になる場合は防カビ機能つきの壁紙を選ぶ
  • 家族と好みを合わせるならシンプルな色合いの壁紙で統一する
  • 広く見せたい場合は淡い色の壁紙を選ぶ

 

上記5つのポイントについて、さらに詳しく解説します。

 

トイレの臭いを抑えたい場合は消臭・抗菌機能つきの壁紙を選ぶ

トイレの壁に尿が付着すると、室内に臭いがこもりやすく、放置するのは衛生的な面でも問題です。トイレの臭いを抑えることを重視するならば、消臭・抗菌機能つきの壁紙を選びましょう。

消臭剤が配合された壁紙なら、トイレのアンモニア臭や硫化水素を分解できます。さらに抗菌機能も備えていると、感染症対策としても効果的です。

 

掃除の手間を省きたい場合は加工つきの壁紙を選ぶ

トイレは面積が限られている場合も多く、掃除がしにくい空間のひとつです。掃除の手間を省き、簡単にきれいにできる壁紙を選びたい場合は、汚れを予防できる加工つきの壁紙を選びましょう。

たとえば、ラミネートコーティングが施された壁紙なら、さっと水拭きをするだけでも壁に付着した汚れをとりやすくなります。反対に、たくさんの溝がある複雑なデザインの壁紙は、汚れが溝に入り込むと掃除がしにくくなるため、おすすめできません。

 

湿気が気になる場合は防カビ機能つきの壁紙を選ぶ

トイレは湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすい空間です。カビを放置すると床下まで増殖し、基盤として使われている木材や金属を腐食させるかもしれません。

カビ対策を徹底したい場合は、防カビ・吸放湿機能つきの壁紙がおすすめです。すでにカビに悩まされている場合や、窓などに結露が発生しやすい場合は、こういった機能を備えた壁紙を選ぶと失敗しにくくなります。

 

家族と好みを合わせるならシンプルな色合いの壁紙で統一する

 施工事例 ビフォー

施工事例 アフター 

 

家族と好みを合わせたい場合は、できるだけシンプルな色合いの壁紙に統一するとよいでしょう。便器の色は白やアイボリーが一般的なため、それに合わせた壁紙を選ぶと統一感が出ます。あまり多くの色を取り入れ過ぎず、2~3色までに抑えることもポイントです。

 

広く見せたい場合は淡い色の壁紙を選ぶ

トイレを広く見せたい場合は、淡い収縮色を選ぶと圧迫感を覚えにくくなります。ライトブルーやピンクといった色合いには優しさもあり、落ち着いて過ごしやすいでしょう。黒や青などの濃い色を取り入れたい場合は、1面だけあるいは上下のどちらかだけに配色するなどして工夫すると、オシャレで広く見える空間に仕上がります。

 

まとめ

トイレの壁紙選びには多くの失敗例があります。ご自身で経験したことだけではなく、他の人の失敗例も参考にしながらトイレの壁紙を選びましょう。家族みんなで話し合って色や柄を決めることや、見た目だけで選ばずに機能性にも注目することが、トイレの壁紙選びで失敗しないコツです。

アーバンリフォームでは、お客様のご要望を丁寧に伺い、ご家族全員の理想を取り入れたリフォームを行います。ホームページでは、多くの施工事例もご覧いただけます。トイレの壁紙の変更を検討されている場合は、ぜひご相談ください。