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豆知識

水まわりは毎日使う場所ですが、実は家族の健康と直結しているエリアでもあります。
とくに見過ごされがちなのが「カビ」と「結露」です。
健康リスクや建物の劣化につながることもあります。
今回はカビ・結露対策の視点から考える水まわりリフォームのポイントを解説していきます。


放置すると危険!水まわりのカビと結露の正体

水まわりに多いカビや結露は、見た目の問題だけでなく、次のようなリスクを含んでいます
カビの胞子によるアレルギーや咳、肌荒れ
結露による壁内の断熱材劣化や腐食
床下への浸水や構造材の腐敗

特に湿度の高い浴室、洗面所、トイレなどでは日々の換気だけでは不十分なケースも。
「表面を掃除してもすぐにカビが戻ってくる…」という方は内部にまで湿気が入り込んでいるサインかもしれません。


リフォームで改善できる!カビ・結露対策の具体策
ポイント①:断熱性を上げて結露発生を防ぐ
水まわりの結露は、外気との温度差が原因です。
特に古い住宅では、断熱材が入っていなかったり、窓が単板ガラスだったりすることも多くあります。
内窓(二重窓)の設置
浴室・洗面室の断熱材追加
窓まわりの気密処理
これらを組み合わせることで、室内の温度差を抑え、結露が大幅に軽減されます。

ポイント②:防カビ素材&設備の活用
最新の水まわり設備には、カビの発生を防ぐ素材や形状が多く採用されています。
つなぎ目の少ないユニットバス
壁面パネルの抗菌コート加工
排水口まわりの汚れにくい構造

リフォームのタイミングでこうした製品を導入することで、掃除の頻度もぐっと減り、清潔が保ちやすくなります。


水まわりは健康の入り口という意識で見直しを

カビや結露は、住む人の体に影響を与える要素
特に高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、アレルギーや呼吸器系への影響も見過ごせません。
健康に配慮した水まわり設計
清潔性・衛生面・空気環境を改善する設備選び
湿気対策の施工方法(換気・通気・断熱)
こうした視点を取り入れることで単なるリフォームではなく家族の暮らしを守る安心空間づくりが実現します。

まとめ

見た目よりも中身が大切な水まわりリフォーム
カビや結露は表面的な掃除や換気だけでは根本的な解決にはなりません。
だからこそリフォームという手段で、湿気の通り道や断熱性能、使う素材から見直すことが大切です。


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