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2025/02/12
浴室リフォーム
ユニットバス床下から水漏れする原因とは
ユニットバスの床面はその下がどうなっているか表面的にわからないので水漏れが起こるなんてっと
思っている方も多くいるかと思いますが、お風呂を使用する限りはどのご家庭でも起こる可能性はあります。
その原因について解説します。
配管の劣化
ユニットバスには給水管と排水管の二つの配管が繋がっていて、給水管は水の供給、排水管は水の排水を行います。
しかし、これらの配管は壁や床下に埋め込まれているため普段は目に見えません。
そのため劣化が発生していたり、地震などの衝撃により破損していても気づけないのです。
床部分から水を使っていないのに水の音がする場合などは専門業者に見ていただくのが良いと思います。
地盤沈下による配管のズレ
大きな地震災害や雪崩、土砂崩れ、水害などにより地盤沈下が発生すると、それに伴って配管がズレることがあります。
その結果、配管の隙間から水が出てきてしまい水漏れの原因になります。
業者による施工不良
きちんとした業者に依頼することで防げることではありますが、
技術や知識が未熟な業者が施工することで不良が発生する場合があります。
施工不良は工事後すぐに水漏れが起こることが多いですが、ユニットバスの床下の
水漏れはすぐに気付けないことが多く、被害が大きくなってしまうケースも多いです。
新築の入居のタイミングやリフォーム後は特に注意しましょう。
水漏れの対処法
もしユニットバスの床下から水漏れに気付いたら、既に被害が出ている場合でも被害の拡大を防ぐために正しい対策法を
とる必要があります。
万が一水漏れが起こった場合の自身でできる対処法について
お風呂の使用を中止する
まずは新しく水やお湯を出すのを止め、蛇口を閉めましょう。
水漏れが起きている場合は排水をすることで事態が悪化する可能性があるため、お風呂を溜めている場合は排水をしないでおく方が安全です。
お風呂の止水栓もしくは元栓を閉める
給水栓から水漏れしている場合は、お風呂の止水栓や元栓を閉めることで一時的に水漏れを抑えることができます。
止水栓が付いているお風呂と付いていないお風呂があり、付いている場合は蛇口の根本やパネルの中に設置されています。
多くの場合はマイナス溝型の止水栓になっており、マイナスドライバーを差し込み回すことで閉まります。
止水栓がない場合には住宅の外の敷地内にあるメーターボックスや埋め込み式ボックスに元栓があります。
止水栓も元栓も閉めるときに回した回数を覚えておくと戻すときに楽ですのでメモしておくようにしましょう。
専門業者に連絡する
もう自身でできる対処法はこのぐらいなので業者に見てもらいましょう。
一度床を開けて確認しないといけないケースがほとんどですが、床面の取り外しは大変な作業となります。
一歩間違えると被害が拡大してしまう可能性もあるため、自己判断せずに必ず専門業者を呼ぶようにしましょう。
賃貸の場合は管理会社、大家さんに連絡する
賃貸にお住まいの方は業者を先に呼んでしまうことで管理側とトラブルになる可能性があります。
そのため、まず先に管理会社や大家さんに連絡をいれるようにしましょう。
提携している修理業者がいる場合もあるため、管理会社や大家さんに報告した上で
業者を呼んでも問題ないか確認してから呼ぶようにしましょう。