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2025/02/25
増改築工事
今回は介護リフォームのポイントについて解説したいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
介護リフォームは介護される人もする人も両方にとって使いやすい快適な住まいを目指す必要があります。
それに伴って間取り変更について検討すべきタイミング、間取り、その他注意点を紹介します。
リフォームをするタイミング
間取り変更が必要なリフォームは、大掛かりになるので、実際に介護が必要になる前に
リフォームすることをすすめています。
介護が必要になってからリフォームを検討すると、
工事期間があるためその間どうするのか、
新しい間取りや設備に慣れていないなど、
時間があって、体力に余裕があるうちに準備しておいた方が安心だと思います。
介護リフォームで間取り変更するときのポイント
年齢を重ねても快適・安全に暮らせることと、
介護しやすい間取りにすることが大切です。
特に気を付けたいポイントが2点
①寝室と水廻りを近くにする
水廻りは被介護者の生活スペースに近づけることです。
高齢の方はトイレが近くなるので、寝室にトイレが近ければ夜中トイレに行くのも楽になりますし、
移動距離が短い分転倒のリスクも減ります。
廊下の移動も少なくなれば、冬の廊下は寒いのでヒートショックの危険性も少なくなります。
生活スペースから水廻りへの距離が近いと介護者にとって介護しやすく、楽になると思います。
②回遊性のある間取りにする
回遊性の間取りとは、双方向から出入りできるように部屋に複数の出入り口を付けて、
行き来できるようにする間取りのことです。
回遊性のある間取りにすることによって、行ったり来たりがなくなるので短い動線で移動でき、
体への負担を減らし、転倒リスクも減らせます。
その他注意点
大掛かりな間取り変更にプラスして注意点を知っておくと、より快適な住まいにできると思います。
転倒防止の工夫
高齢者の転倒事故は家庭内が多いです。
工夫して防止していきましょう。
・手摺をつける
・床の段差を無くす
・滑りにくい素材の床材、滑り止めテープを施す
廊下やドア幅を広くとる
間取り変更をする際に車椅子を使うことを想定して廊下やドア幅は広めにしておきましょう。
また、トイレやお風呂の広さも車椅子と介護者が入れるスペースを確保するのが理想です。
コンセントの高さに注意する
コンセントを利用する際に立ったり、しゃがんだり大変です。
車椅子を利用することも考えて高さを考えると良いでしょう。
まとめ
大規模なリフォームを検討するのであれば早めのリフォームをおすすします。
新しい設備や間取りに慣れて使いこなせるようになっておくことも大切です。
一度相談にいくことも良いと思います。
自分が想像しているリフォームはどのくらい費用がするのか、どのくらい工事期間がかかるのか、
知っておくと計画も立てやすくなるかもしれません。
快適に住めるお家にしていきましょう。