当社の取り組み
当社は、国土交通大臣認可法人 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)組合員として、お客様の要望により耐震診断を行います。
この診断は国土交通省住宅局監修の「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」に準拠して実施します。一般的な診断の手法で、自治体で行われている耐震診断も多くはこの耐震診断方法に基づいたものです。
この診断結果をお客様に書面でお知らせします。
診断の結果、補強の必要がある場合には、改善のための補強工事計画を提案いたします。
地震が自然災害である以上、これで完璧という100%の補強改修はあり得ませんが、そこに近づけようとすれば相当の経済的負担が必要になります。
そこで今叫ばれているのが「減災」です。つまり、「完璧な補強ばかりを目指すのではなく、掛けられる費用の範囲で最大の効果を発揮する耐震補強を実施し、せめて命だけでも守ることのできる住宅の創造」を目指すことが大切と考えます。
耐震補強工事 事例
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施工前和室;一間半ジュラク真壁 *壁の耐力不足が判明 |
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耐震工事施工(1)*内壁を撤去した後 *補強のため柱(90×90mm)を新設 *柱頭、柱脚に補強金物取付 *耐力壁取付用受け材取付 |
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耐震工事施工(2)*耐震パネル(面材)取付この後、ジュラク壁左官仕上(3) |
カンタン我が家の耐震診断のポイント
当てはまる項目が7項目以下なら、早めに専門家の診断を受けましょう。
地盤も調べてもらうほうが良いでしょう。
- 建てたのは1981年6月以降
- 今まで大きな震災に見舞われたことは無い
- 増築はしていない。または傷んだところはその都度改修している
- 傷んだところは無い。または、傷んだところはその都度補修している
- 建物の平面は長方形に近く、複雑な形ではない
- 一辺が4メートル以上の大きな吹き抜けは無い
- 2階の壁面と1階の壁面が一致している(ツーバイフォー工法は除く)
- 1階の東西南北どの面にも幅91センチメートル以上の壁がある
- 屋根は瓦など重たい素材だが1階に壁が多い。またはスレート・鉄板葺・鋼板葺など軽い屋根である
- 鉄筋コンクリートの布基盤・ベタ基礎・杭基礎など強固な基礎である。